検相器での確認を
回転機械であるカーヴァスエアレーターには、運転にあたり指定の回転方向があります。電源への配線を間違えますと回転方向は逆回転となり、機械トラブルの原因になることも多々ありますので注意が必要です。では、どのように配線すれば正規の回転方向になるのでしょうか。カーヴァスエアレーターは空運転厳禁の機械でもあるから、回転方向の確認のしようがないとお叱りを受けることもあります。そこで検相器の出番です。カーヴァスエアレーターは、三相電源の正相電源投入で正規の回転になるようにしています。三相電源が正相か逆相か、検相器という測定器で確認することができるのです。電気工事業者なら常備していると思いますので、配線工事後、運転する前に検相器で相順を確認していただくことをお願いします。