FSシリーズ【ポンプ循環型】
ポンプ循環型泡沫分離装置は、循環ポンプを用いて泡沫分離装置に飼育水に給水を行う、弊社が長年販売してきたスタンダードかつロングセラーの装置です。 機能が最大限に発揮できるように分離槽の大きさ、構造を設計しています。 大量の微細気泡を供給できる気泡供給機「カーヴァスエアレーター」を用いて高い気液比を実現することで、 短い処理時間で高い性能が得られます。 泡で汚れを除去する泡沫分離機能以外にも、高い酸素供給、炭酸ガス除去(脱気)、細菌類増殖抑制の機能も併せ持つことが最大の特徴となっています。
FS-075F(水族館、サンゴ) | FS-040P(種苗生産) |
回転翼剪断式だけが持つ特長
@気泡量は、従来技術の5倍以上(気液界面の面積が多い)
最大限の負圧ができる回転翼を設計することで、少ない動力で大量の空気が供給できます。
A気泡と汚濁物質の吸着を高める強い撹拌力
通気しながら高速で水を動かしているので攪拌力が強く、汚濁物質と気泡の接触機会が多くなることで、気泡と汚濁物質の吸着効率が向上します。
B圧力損失が少ない(省エネ、標準ポンプで送水可)
ベンチュリー式のように、循環ポンプ供給配管に抵抗となる機器(ベンチュリー管等)を取り付けないので、圧力損失が少なく、標準ポンプで送水することができます。 また、従来の生物ろ過槽の循環ラインに組み込むことも可能です。
C泡沫排出部の清掃が容易
掃除がしにくかった集泡ホッパーに掃除口を取り付けることで、気泡供給機を取り外さずに掃除ができるようになりました。 また、本装置はベンチュリー式と比べて装置の高さが低いので、ステップ台を使わなくても掃除ができます。