微細気泡発生原理
@ 水中で特殊インペラーが高速回転することにより、インペラー背面に負
圧が生じます。
A インペラー背面の負圧を打ち消すために、インペラー負圧領域と大気と
を連通する吸気管に空気が引き込まれます。
B 吸気管に引き込まれた空気は、大気圧とインペラー背面の負圧との圧
力差でインペラー背面負圧域に供給されます。
C インペラー中心部に取り付けられた吸気管より供給された空気は、遠
心力によりインペラー外周方向に移動します。
D 遠心力によりインペラーから水中に放出される際、インペラーの剪断力
により空気は細かくカットされます。
この様に、インペラー背面の負圧領域に瞬時に空気を供給することで、キャビテーションを解消します。 目には見えませんが、キャビテーションの発生と解消を繰り返し行っているので、ミクロ単位でみると気泡は間欠供給されています。