会社概要 製品案内 カーヴァスって? 泡沫分離講座 導入事例 納入実績

101回目

ホームページ、リニューアルしました。素人の私たちが自ら作ったもので、十分納得のいく仕上がりとはいきませんが、以前よりは焦点が絞れてきたかなと自己満足しています。そしてブログは、リニューアル1回目がたまたま通算101回目。カーヴァスエアレーターが、もっと皆様に親しみやすい機器となるよう、これからもブログ書き続けていきます。


2016-06-01:NO.101

今年もアワビ陸上養殖セミナー

7月20日、情報機構主催のアワビ陸上養殖セミナーが開催されます。今回も、鹿児島大学名誉教授門脇先生と一緒に講演させていただくことになりました。私たちは、豊かな養殖水造りをテーマに、陸上養殖における泡沫分離技術の必要性についても、実演を交えながら解説します。最近、「泡沫分離って必要なの?」との声をよく耳にします。必要か、必要でないか…。私の答えは、泡沫分離は絶対に必要です。泡沫分離での有機物除去は、水質の維持改善には不可欠。それだけでなく、他の構成要素技術(例えば生物濾過やUV等)との相乗効果にも大きく期待できます。派手ではありませんが、「縁の下の力持ち」と言ったところでしょうか。こんなことも、セミナーでは専務の佐藤が話すかと思います。有料セミナーではありますが、多くの方に聞いていただけたら幸いです。当日、会場でお目にかかれること楽しみにしています。


2016-06-30:NO.102

我が町紹介(8)

学校も夏休みに入って、電車は、平日にもかかわらず子供達でいっぱい。いよいよ夏本番。夏といったら海ですよね。でも、あたりまえですが我が町中野に海はありません。だから?か、中野駅のホーム下には、海の生き物たちのユーモア溢れる壁画があります。誰の作品なのかな。絵の前で、ちょっとだけダイバー気分。


2016-07-25:NO.103

展示会に出展します

お盆休み明け、東京ビックサイトで開催されますシーフードショー(8/17〜19)に出展します。TBR、東京高圧との3社共同出展です。出展品目は、カーヴァスエアレーター、KA式泡沫分離装置、有酸素脱窒装置。実演を交え、ウチならではの技術をご紹介します。真夏の暑い時期ではありますが、どうか会場にお越しいただき、情報交換させていただければと思っています。


2016-07-31:NO.104

展示品の紹介(1)

来る8月17日から開催されるシーフードショー出展にあたり、展示製品について、簡単ではありますが事前紹介をさせて下さい。 初回は、メイン技術である「カーヴァスエアレーター」です。一般名は、翼剪断型気液混合機。カーヴァスは、特殊インペラーが水中で回転するだけで、勝手に空気を水中に吸い込み、インペラーの剪断力で微細化し大量の気泡を供給する、微細気泡発生機です。一般的には、金魚のブクブクのように強制的に空気を送り込むのがオーソドックスですが、カーヴァスはストローでジュースを吸うように、ただただ吸っているだけなのです。今はやりのマイクロバブル発生機の一種でもあります。マイクロバブル?って…、読んで字のごとく、細かい気泡です。気泡が細かいと、気泡が細かい=接液面積が多くなり、気体と液体の反応性を良くします。更に、カーヴァスエアレーターの最大の特徴は、細かさプラス、単位エネルギー当たりの供給空気量が群を抜いて多いことです。 主な用途は曝気ですが、空気に限らず、あらゆる気体を液体に反応させる効率の良い反応機でもあります。展示期間中は、気泡噴出状況を実演いたします。迫力を実感してみて下さい。

2016-08-05:NO.105

展示品の紹介(2)

2回目は、泡沫分離装置のご紹介です。弊社の翼剪断方式の泡沫分離は、気泡発生量の多さと撹拌力の強さが最大の特徴です。泡沫分離は、気泡の表面積分だけしか懸濁物質を吸着することはできません。従って、いかにして表面積をかせぐか、気泡の細かさプラス気泡の絶対量が、産業用途の泡沫分離では重要なファクターとなり、その性能を左右すると言っても過言ではありません。その上で、一度気泡に吸着した懸濁物は容易に剥がれることはないため、洗濯機のように強力な撹拌をすることで、気泡と懸濁物質との接触機会を多くすることができるのです。ただ、泡沫分離を機能させるためには、タンパク質の存在が不可欠、接着剤の役割を果たしています。そのため用途に制限がありますが、こと水産養殖分野に限っては、魚の体表粘液がまさにタンパク質そのもの。相性の良い技術なのです。
展示会場では、イカ墨の除去を小型実験機で実演します。

2016-08-09:NO.106

展示品の紹介(3)

展示品最後は、有酸素脱窒装置です。東京海洋大学と共同で開発しました。脱窒処理とは、アンモニア処理の硝化工程で、反応生成物として蓄積する硝酸を窒素ガスとして系外に除去する生物学的処理です。一般的な脱窒反応は、酸素を嫌う嫌気反応で無酸素環境を作る必要があり、これは魚の飼育環境とは相反する環境となるため、技術導入には高度な制御技術を必要としてきました。私たちの有酸素脱窒技術は、十分な酸素存在下でも脱窒反応が進行する、安心安全な水処理技術です。泡沫分離とともに、閉鎖性の高い新たな養殖環境には、今後求められる要素技術であると期待しています。

2016-08-13:NO.107

展示会期中

鹿児島からカネマサ企画宇都社長が、シーフードショーを見学に来てくれました。夜、今夏恵比寿に進出した鹿児島郷土料理の名店で宴。写真右下の方はオーナーで、宇都社長の知り合い。恵比寿一の魚の店にと志高く。


2016-08-19:NO.108

新カタログの背景写真

エアーリフト型泡沫分離装置のカタログ、心機一転、新しく作り直しました。イカの泳いでいる写真を背景に、今までの堅いシンプルなカタログから、ガラリとイメージを変えてみました。その背景写真ですが、私の友達山下さんが撮影したダイビング写真です。大切な写真コレクションのなかから、彼のご厚意で提供してもらいました。写真に負けないように、新感覚のエアーリフト型泡沫分離装置、頑張ります。


2016-08-25:NO.109

私ごとですが(その1)

来週の9月18日、六門会(りくとかい)合奏団定期演奏会があります。学生時代の先輩の楽団で、今回が50回の記念大会。私、卒業以来欠かさず聞きに行っていましたが、ここ2〜3年は諸々の事情で出席していなくて。音楽がさほど好きでない私でも聞きたくなるのは、何かに一生懸命取り組むことの素晴らしさ、そんなことへの憧れかな。一時、浮き世を忘れて結構感動しますよ。プライベートな話題ですいません。 

2016-09-12:NO.110

紫外線殺菌装置の効果の程は

先日、某メーカーより紫外線殺菌装置をお借りして、メーカーの方々と一緒に、蒲郡市のアワビ陸上養殖試験設備に仮設設置してきました。アワビ養殖において、また閉鎖循環養殖において、紫外線殺菌装置の効果がどの程度のものか、必要不可欠な要素技術か、はたまたマイナス要因はないか等々、いろいろと試していただけたらと思っています。また、紫外線殺菌装置自体も、今までの常識にとらわれない斬新なもので、新しいもの好きな私には興味がつきません。


2016-09-30:NO.111

大あんまき

出張先で見つけた「大あんまき」、知る人ぞ知る三河銘菓だそうです。新幹線待ちの豊橋駅で目にとまり、ついつい手にとってしまいました。どら焼きの手巻き版といったところでしょうか。餡がぎっしり詰まっていて、私には半分でちょうどなくらいのボリュームです。できたてほやほやだったら、もっと美味しいだろうな。その地方ならではのお菓子探しは、出張のささやかな楽しみです。


2016-10-05:NO.112

第3回技術セミナーのご案内

11月2日(水)にTBR社との合同セミナーを開催します。講師に宮崎大学名誉教授丸山俊朗先生をお招きしご講演いただくことになりました。丸山先生は閉鎖循環型陸上養殖の第一人者で、陸上養殖での水質浄化プロセスにおいて、泡沫分離技術の必要性を唱えてこられた方です。「どうして泡沫分離が必要なの?」「泡沫分離のその使い方、もったいないですよ」等々、モヤモヤがスッキリ晴れて視界良好、と実感いただけるのではないかと思っています。是非聞きに来て下さい、お待ちしています。


2016-10-14:NO.113

セミナーご参加ありがとうございました

先日、TBR社との定例合同セミナーを開催しました。第3回目になります。皆様には、平日のお忙しいなか多くの方にご参加いただき大変感謝しております。貴重なお時間をいただいたからには、「おもしろかった」と言っていただけるよう、これからも新技術の探求に努めて参ります。次回は来年2月開催を予定しております。またのご参加を心よりお待ち申し上げます。

2016-11-04:NO.114

年末のメンテナンス

年末年始に向けて、今月はカーヴァスエアレーターのメンテナンス月間。先日、大洗水族館のメンテナンスに行ってきました。稼働5年、海水による腐食は若干見られたものの、トラブルの原因となりうる問題箇所は特に無く、付着した汚れを綺麗に洗浄し気持ち良く運転再開です。カーヴァスは回転機械。定期的なメンテナンスは、突発的な故障を未然に防ぎます。長く元気に働いてもらうためにも、たまには労ってあげて下さい。

2016-12-11:NO.115

生八つ橋

週末、商談で京都に。京都は縁がなく、通過はすれ立ち寄るのは何十年ぶりだろう。そんな京都での仕事の締めくくりは、帰路恒例の銘菓探し。私の中では、京都銘菓=生八つ橋。古いですかね。中学、高校の修学旅行で、初めて買ったお土産が「おたべ」生八つ橋でした。八つ橋のブランド4〜5社ほどあって、でもやはり老舗に走りました。ニッキと粒あんのバランスが絶妙。


2016-12-19:NO.116

謹賀新年

明けましておめでとうございます。快晴で迎えた2017年、気持ちの良い新年のスタートです。皆様におかれましても、素晴らしい一年となりますよう願っております。 弊社泡沫分離技術も、歩みはゆっくりではありますが、ご評価いただけるまで成長させていただきました。「カーヴァスには助かっているよ」「やっぱりカーヴァスだね」等、励ましのお言葉をいただいた時には、何物にも代え難い喜びがこみ上げてきます。これからも、お客様第一での商品開発に努めて参ります。どうか本年も宜しくお願い申し上げます。

2017-01-01:NO.117

川口太郎焼き

川口の協力会社に寄った帰りに、川口名物「太郎焼き」を買ってきました。大判焼きです。川口に行くとつい手が出てしまう、私のなかでの逸品。皮が薄く餡がぎっしり。家に着いたころには、寒さと呼吸で大判の皮がふにゃふにゃ。


2017-01-15:NO.118

第二回丸山俊朗先生技術セミナー

丸山俊朗宮崎大学名誉教授の閉鎖循環陸上養殖に関する技術セミナー、3回シリーズの第二回目を来月3月2日に開催します。前回は遠路多くの方にご出席いただき、有意義な講演だったとのお言葉をいただきました。丸山先生にも、本セミナーのためにかなりの時間を割いて準備いただいております。私自身、先生には20代のころからご指導いただいておりますが、先生のお話はいつ聞いても興味が尽きない内容です。前回聞いていない方でも、一回完結のテーマですので気軽にご参加下さい。講演内容の詳細につきましては、近日中に弊社ホームページにてご案内いたします。

2017-02-10:NO.119

蒲郡アワビ陸上養殖成果報告会

19日の日曜日、蒲郡市のアワビ陸上養殖プロジェクトの成果報告会に参加してきました。当初計画した開発期間の3年間が終了し、これまでの成果について、三谷水産高校の生徒さんによる発表がありました。しゃべり方、資料の作り方等々大人顔負けのプレゼンで、ただただ感心させられました。成果についいては…、「まだ道半ば」と言ったところ。アワビは、種苗から出荷サイズまで3年もかかる生き物です。3年間という期間は長いようで短い。だって1サイクルしかできないのだから。でも一旦区切り、今後このプロジェクトはどうなるのかなと心配しましたが、人材育成、教育の一環として、三谷水産高校で継続して開発を進められることになったようです。関係者の皆様の暖かい支援に感謝ですね。まだまだ続きます。これからも、生徒さんが失敗とチャレンジを繰り返しながら、一歩一歩目標達成に近づいていくことと期待しています。 追伸、現時点での成果(小ぶりですが)、試食会もありました。同席した方に、高校生の育てたアワビどうですかと尋ねたところ、「小さいけど、美味しいよ」との言葉をいただきました。頑張れ、三谷水産高校!

2017-02-21:NO.120